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2009年10月 アーカイブ

2009年10月03日

超個体

超個体(ちょうこたい)とは、多数の個体から形成され、まるで一つの個体であるかのように振る舞う生物の集団のことである。通常、同種で構成される個体群やコロニーをさすが、異種集団を超個体と見なすこともある。

一般的に社会性昆虫の社会集団を意味し、分業体制が高度に築かれており、個体はその集団から離れて長時間生き残ることができない。例としてはアリ・ハチ・シロアリなど、昆虫類が主であるが、哺乳類の中にも「ハダカデバネズミ」のように昆虫のような「真社会性」の生態をとる種が発見されている。

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ガイア理論のジェームズ・ラブロックと並行して、ウラジミール・ベルナドスキーは生物圏全体を一種の超個体と見ることができると主張した。超個体説の議論の中心は、どのようなメカニズムが個体群を超個体として振る舞わせるのか?単なる比喩表現か?通常の個体群とはどう違うのか、単に結びつきが強いだけか?超個体を一つの単位として扱うことに意義はあるのか?などである。また特定のレベルで超個体的な振る舞いの原因が説明されたとしても、それが異なるレベルに適用できるかは議論が必要である。

超個体という概念は、論争の的となっている。多くの生物学者は、社会集団を有機体と捉えるためには、各個体が永久的に他者と物理的繋がりを持たねばならず、進化は個体ではなく社会全体の総意で選択制御されなければならないと主張する。

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